どこまでも永遠に続く地平線をひたすら車で走りました。目指すは、オーストラリア内陸部の町パークス。 道中でカンガルーの群れと遭遇。日本の動物園のカンガルーと違って筋肉質の大きな体、鋭い目付きは、威圧感たっぷりでした。
また、日が沈む頃、サイプレスの原木を発見しました。美しく壮大な巨木をかすめて夕日が沈む姿は、言葉では表せない、感動的な瞬間でした。 空港到着からおよそ12時間半かけて、ようやくパークスに到着。工場に近づくにつれて一層高鳴る胸をおさえ、製造工場に向かいました。
製造工場に到着。サイプレスは「オーストラリア檜」とも言われるだけあって、工場周辺は心地よい香りが立ち込め、緊張気味の私をリラックスさせてくれました。
工場の設備は決して最新型ではないけれど、すみずみまでメンテナンスが行き届いていました。職人は自分の体のようにマシンを操り、その匠の技に見とれる私に語りかけてきました。 「このマシンはオレの宝物。家族みたいなものだよ。」
現地の関係者と何度も何度も打ち合わせ行い、サイプレスの品質を徹底的に確認。ようやく満足のいくキットハウスを日本に輸出できる環境が整いました。 オーストラリアのビジネスマンは、とにかく頑固。自分の考えを曲げる事はなく、仕事に対する意識の高さ、誇り、技術、知識はまさにプロフェッショナル。 私自身もビジネスマンとして多くの事を学び、一皮むけた気がします。 オージーのこだわり、頑固さは商談を進めるにあたって大変でしたが、いざ契約が成立した今、こんなに心強いパートナーが他に存在するのでしょうか?
帰国前日、現地のサイプレスハウスを視察。 100年以上昔にサイプレスで作られた家や、ウッドデッキを見学してサイプレスハウスの素晴らしさを再確認。 サイプレスハウスを日本に伝え、より多くの方にサイプレスの良さを知っていただく事が私の使命だと強く感じました。